
店舗概要
46.5㎡(約13.9坪)
店舗面積
270万円
内装工事費
約19.4万円/坪
坪単価
オーナー様からのご相談・ご要望
2024年8月、ホームページからお問い合わせをいただきました。
出店予定地は板橋区ときわ台。ヘアカラー専門店の開業にあたり、内装工事についてご相談をいただきました。
弊社も同じ板橋区内ということもあり、完成後のメンテナンスについても相談しやすいのでは、ということもお問い合わせいただいた理由の一つでした。
美容室は、オープンして終わりではありません。給排水や給湯、電気、美容器具など、営業を続ける中で不具合や修理が必要になることがあります。
(内装業者を選ぶ際は、工事金額だけでなく、オープン後に何かあったときに対応してもらえるかという点も含めて検討することをおすすめしています。店舗経営は長く続いていくものなので、施工後のことまで考えて業者を選ぶことも大切だと考えています。)
当初はスケルトン物件と伺っていましたが、現地を確認すると既存の内装や設備が残っている物件でした。
お問い合わせから数日後に現場調査を行い、既存の状態をどこまで活かせるのか、美容室として必要な設備をどのように納めるか、検討を始めました。
現場調査で確認したこと



今回、特に確認が必要だったのが給排水設備でした。
建物の1階床下にはピットがあり、このスペースを利用して排水配管を通すことができれば、大きな床上げをせずにシャンプー設備を設置できる可能性がありました。
ただし、実際に施工可能かどうかは現場を見ただけでは判断できなかったため、後日、水道工事業者にも現場を確認してもらい、排水経路や施工方法を検討しました。
現地調査で分かったこと・課題
現地調査で特に確認が必要だったのが、シャンプー台の排水と給湯設備でした。
この物件には1階床下にピットがあり、そこを利用して排水配管を通すことができれば、店内の床を大きく上げずにシャンプー台を設置できる可能性がありました。
ただ、現地を見ただけでは施工可能か判断できなかったため、後日、水道工事業者にも同行してもらい、床のコア抜きや排水経路について再度調査しました。初期の検討図面にも「床コア抜き調査」として、この確認事項を残しています。
もう一つの課題が給湯能力です。
カラー専門店はシャンプー台を使用する頻度が高いため、既存の20号給湯器で営業に必要な湯量・水圧を確保できるかを検討しました。
既存設備をそのまま使うだけでなく、DANRYUの採用、ガス管の変更、電気給湯器の設置など複数の方法を比較し、工事費や建物側の条件も含めて現実的な方法を検討していきました。
コストを抑えるためのご提案
今回は、特別な工法を使って工事費を下げたというより、美容室づくりに必要なもの・必要でないものを整理し、余計な工事を増やさないことを意識しました。
美容室を専門に施工しているため、設備や動線、必要な下地や電気・給排水など、営業するために必要な工事をある程度最初から判断できます。
また、既製品で対応できる家具などはオーナー様にご用意いただき、すべてを造作家具にするのではなく、既製品と内装工事を組み合わせることでコストを調整しています。計画段階からBGロッカーなどは既製品を利用する方針としていました。
結果として、内装工事費は坪単価20万円を下回る水準に抑えることができました。
安くするために何かを削るのではなく、美容室に必要な工事を理解したうえで、余計なことをしない。
これも美容室専門で店舗づくりを続けてきた弊社の強みの一つだと考えています。
デザイン・レイアウトのご提案
今回はヘアカラー専門店ということで、一般的な美容室とは異なり、お客様自身で髪を乾かすセルフドライスペースが必要でした。
弊社としてもカラー専門店の設計は初めてだったため、通常の美容室とは違うお客様の動きを確認しながら、セルフドライスペースをどこに配置するのが使いやすいか、オーナー様との打ち合わせを重ねてレイアウトを決めていきました。
デザイン面では、大掛かりな造作を増やすのではなく、ポイントを重ねながら空間全体をつくっていくことを意識しました。
入口を入ってすぐのレジカウンターまわりは、背面の壁をR形状とし、シンプルな店内のアクセントに。
内装は「グレージュ」をキーワードに、クロスはオーナー様にも選んでいただきながら、全体のバランスを見てアドバイスしました。床にはヘリンボーン柄を採用し、木目やグレージュを組み合わせることで、ナチュラルでやわらかい雰囲気に仕上げています。
一つひとつは大掛かりな造作ではありませんが、R壁、クロス、床など、それぞれに少しずつポイントをつくることで、全体として印象に残る空間になるよう計画しました。
レイアウトプラン・完成イメージパー


完成写真





担当者より
今回はホームページをご覧いただき、デザインやレイアウトについてもある程度お任せいただけたため、とてもスムーズに進めることができました。
カラー専門店は初めての設計でしたが、オーナー様と相談しながら、使いやすさとデザインのバランスが取れた店舗に仕上がったと思います。
また、オープンから約1年後にはシャンプー台の不具合がありましたが、弊社からメーカーへ状況を説明し、交換部品を無償で手配しました。
美容室はオープンして終わりではありません。何かあったときに相談できることも含めて、店舗づくりをお任せいただければと思います。美容室の開業・店舗づくりをご検討の方へ
美容室の開業・店舗づくりをご検討の方へ
美容室の店舗づくりは、物件の状態や設備条件によって必要な工事や費用が大きく変わります。
サロンづ店舗デザインでは、現地の状況を確認し、使えるものは活かしながら、ご予算とご希望に合わせた店舗づくりをご提案しています。
「この物件なら、いくらくらいでできる?」という段階でもお気軽にご相談ください。
